緑茶をはじめとした飲料水のカフェインについて

お茶の知識

手軽に飲料水を手に取ることが出来ますが、実は様々な成分が入っています。この記事では、「カフェイン」についてご紹介していきたいと思います。

緑茶のカフェインについて

緑茶には、様々な成分が入っていますがカフェインも含まれています。

緑茶はチャノキから取れる茶葉を原料としていて、その茶葉にカフェインが含まれる成分が入っています。緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶、紅茶などは茶葉から作られる飲み物です。同じ茶葉でも加工方法で味が変わるのと同じでカフェインの量も異なります。

カフェインが含まれる飲み物について

カフェイン摂取における代表格は「コーヒー」だと思います。コーヒーはスターバックスやドトールなどカフェで様々な種類が飲まれています。

また、レッドブルなどのエナジードリンクなどの成分にも「カフェイン」が入っています。コンビニやその他小売店でも気軽にカフェインが含まれている飲み物を買うことが出来ます。

カフェインの含有量の比較について

カフェインが色んな飲み物に含まれていることは理解されたと思います。飲み物別でカフェインの含有量がどのくらいなのか気になりませんか?下記、カフェイン含有量の表をご覧下さい。

食品名カフェイン濃度備考
コーヒー60 mg/100 ml浸出方法:コーヒー粉末 10 g/熱湯 150 ml(3)
インスタントコーヒー(顆粒製品)57 mg/100 ml浸出方法:インスタントコーヒー2g/熱湯 140 ml(3)
玉露160 mg/100 ml浸出方法:茶葉 10 g/60 ℃の湯 60 ml、2.5 分(3)
紅茶30 mg/100 ml浸出方法:茶 5 g/熱湯 360 ml、1.5~4 分(3)
せん茶20 mg/100 ml浸出方法:茶 10 g/90 ℃430 ml、1 分(3)
ウーロン茶20 mg/100 ml浸出方法:茶 15 g/90 ℃の湯 650 ml、0.5 分(3)
エナジードリンク用飲料(清涼飲料水)32~300 mg/100 ml(製品 1 本当たりでは、36~150mg)製品によって、カフェイン濃度及び内容量が異なる(4)
内閣府食品安全委員会 食品中のカフェインのデータから引用

この表でカフェインの含有量がわかりました。意外かもしれませんが、緑茶にも種類があり、そのほかの飲み物によってもカフェインの量が大きく異なります。特に玉露のカフェインの多さはびっくりですよね。

カフェインの効果について

みなさんが思い浮かべるカフェインの効果は「眠気覚まし」が多いと思います。実はそれ以外にも様々な効果があるのでご紹介します。

カフェインの効果の一部

 ・眠気(覚醒)集中

 ・運動機能

 ・利尿作用

 ・食欲を抑えてくれる

このようにカフェインをとることで様々な効果が得られます。

緑茶のおすすめポイント

緑茶はカフェイン以外でも主に「カテキン」と「テアニン」という成分が含まれています。

カテキンの効果

・血糖値の上昇を抑える

・生活習慣病の予防

・肥満の予防

・虫歯や口臭を予防する効果

このように抗酸化作用が体に様々な効果をもたらしてくれます。

テアニンの効果

テアニンの中でとても体にいい効果といわれているのが「リラックス・ストレス解消」効果です。これはα波が増加することが明らかになってい最後に集中力を高める効果もあり、何か集中して仕事片づけたいといったときには、緑茶はとてもおすすめです。このように、カフェイン以外でもとても体に良い作用があるのがお茶なのです。

その他にも脳の興奮を抑え神経を落ち着かせることが出来る為、寝つきが良くなり良質な睡眠へ導いてくれます。

カフェイン取りすぎ注意、カフェイン一日の摂取量

カフェインが色々と良い効果があるとはわかったものの、一日の摂取量も実は目安があります。

健康な大人が摂取しても良いとされている量は1日400mgです。

ブラックコーヒーで600ml~700mlで1日の上限に達してしまいます。

エナジードリンク1本で100mgもあるので、緑茶も、コーヒーもエナジードリンクも全部飲む方は要注意です。

カフェイン取りすぎると脈拍数の増加、胸痛、めまい、震え、下痢や吐き気、嘔吐が起こることもあります。

眠気を抑える為に必死になりカフェインをとりすぎるとそれは本末転倒です。

くれぐれも注意してくださいね。

カフェインの過剰摂取についての参考サイト

まとめ

緑茶やその他の飲み物のカフェインについてご紹介しました。

カフェインの取りすぎに注意しながら飲み物を楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました