日本人に馴染みのあるお茶は、健康や美容にも良いとされています。また飲むとほっと安らぎを与えてくれるリラックス効果もあるので、お茶の魅力について発信していきます。
お茶に含まれる成分
お茶と言っても、緑茶・ウーロン茶・プーアル茶・ほうじ茶…など上げたらキリが無いほど種類が豊富です。ここでは、日本茶としても最も身近である「緑茶」に絞って紹介します。緑茶の原料でもある「茶葉」は様々な成分があります。いつも飲んでいたお茶にはそんな効果があったのか!と感じてもらえると嬉しいです。
お茶に含まれる成分「カテキン」
カテキンは皆さんもよく聞いたことがある成分だと思います。しかしあまり何にいいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
少し苦みを感じさせるカテキンの一番の効果は、抗酸化作用と言えます。茶カテキンは発がんを抑えたり、コレステロ-ルを低下させたり、血圧や血糖値の上昇を抑える作用もあります。生活習慣病に掛からないように日ごろから取り組める健康法として「お茶」を飲む習慣はとても良いのです。
お茶に含まれる成分「カフェイン」
コーヒーなどでも身近に感じるものだと思います。脳が覚醒し集中力アップや眠気覚ましにも使われます。ブラックコーヒーやエナジードリンクなどを多量に飲んでしまうとカフェインを急に取りすぎてしまい具合が悪くなることもあります。お茶の中でもよく飲まれる「煎茶」は100mlあたり20mgがカフェインの量です。コーヒーは100mlあたり60mgですので、お茶の方が少ない分量を考えすぎずに飲むことが出来ます。(※ちなみに玉露は100mlあたり160mgとされています。高級茶なので眠気覚ましに使われることは少ないと思われます)
お茶に含まれる成分「テアニン」
お茶に含まれる成分で「テアニン」と呼ばれる成分は、お茶のうまみ成分です。高級なお茶ほど含有量が高いと言われています。テアニンの効果はずばり「リラックス効果」です!仕事中に飲むとイライラが収まったり、精神が安定します。その結果いいアイデアが浮かんだり、仕事もスムーズに進むでしょう。疲れた時に、ほっとしたい時に飲むお茶は心の健康を与えてくれます。
お茶に含まれる成分「ビタミン」
お茶にはお肌の健康に良いとされるビタミンCなど複数のビタミンが含まれています。熱に弱いとされている、ビタミンCも、お茶の主成分でもある「カテキン」が熱から守るので熱くてもビタミンCを守ります。ビタミンCの含有量はレモンの2倍以上も多いです。(紅茶やウーロン茶にはビタミンCはほとんど含まれないようです)そのほかビタミンB2も干しシイタケほどの含有量もあり、脂質の分解を助けてくれるダイエット効果も期待が出来ます。
まとめ
このようにお茶には、カテキン・カフェイン・テアニン・ビタミン様々な栄養素が入っています。栄養素を逃がさないようなお茶ならではの仕組みもあり優れた食品と言えるでしょう。バランスの取れた食事にお茶を取り入れることで健康になれるでしょう。
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